源義経

義経の足跡を訪ねて
洛中編 鞍馬編 義経のプロフィール

おすすめコース~鞍馬編~
出町柳駅
↓(叡山電鉄30分)
鞍馬駅
↓(徒歩10分)
鞍馬寺仁王門
↓(徒歩5分)
義経公背比べ石・ 遮那王堂
↓(徒歩7分)
由岐神社
↓(徒歩7分)
奥の院魔王殿
↓(徒歩15分)
ケーブル多宝塔駅
↓(ケーブル3分)
ケーブル山門駅
↓(徒歩2分)
源義経供養塔
↓(徒歩10分)
義経堂
↓(徒歩7分)
鞍馬駅
↓(シャトルバス3分)
鞍馬寺金堂
↓(徒歩15分)
くらま温泉
↓(シャトルバス3分)
鞍馬駅
↓(叡電30分)
出町柳駅

鞍馬寺(くらまでら) 叡山電車
きらら車内。
外向のシートもある
鞍馬寺の仁王門
鞍馬寺仁王門
鬼一法眼社
牛若丸に兵法を授けた
鬼一法眼社
スタートは出町柳駅。叡山電車に乗り込むと「きらら」と名付けられた綺麗な車両で、座席が窓を向いているシートもあ る。四季折々の車窓の風景を楽しみながら走れる観光用車両だ。緑豊かな風景を楽しみながら走ること30分で鞍馬駅に到着。駅の待合室にはかわいいイラスト 付きの鞍馬・貴船のマップが置いてあるのでもらって行こう。

駅を降りると一面に漂うのは白いご飯が欲しくなるような佃煮の匂い!牛若丸も修行中に食したも言われる(これはちょっと怪しい?)鞍馬の名物・木 の芽煮だ。帰りに立ち寄ることを心に誓って、門前の店を通り過ぎようとすると、今度は「牛若餅」という美味しそうなお餅が!食い気の方が先走っ てしまいそうなのをぐっと我慢して、まずは牛若丸の修行コースを体験すべく鞍馬寺の仁王門へ急ぐ。

湛慶作の仁王像を祀り、俗界から浄域への結界を表す仁王門をくぐり愛山費として200円を払う。まず目に飛び込んできたのが比較的新し い朱塗りの社。立て札には「鬼一法眼社」とあり、牛若丸に兵法を授けたと言われる武芸の達人・鬼一法眼を祀っている。法眼は一条堀川に 住む陰陽師ということで,安倍晴明をどこか彷彿させる。『義経記』によると法眼ははじめ、弟子を使って義経を殺害させようとしたが失敗し、後に義経に兵法 を授けたそうだ。弁慶しかり、法眼しかり、ライバルを味方に変えてしまう、義経には不思議な魅力があったのだろう。
  • 住所:左京区鞍馬本町1074
  • TEL:075-741-2003
  • 拝観時間:9:00~16:30
  • 拝観料:200縁


由岐神社(ゆきじんじゃ) 由岐神社
鞍馬の火祭で有名な
由岐神社
天狗みくじ
天狗みくじ
石段を登ると10/22に行われる鞍馬の火祭で有名な由岐神社の鳥居を潜る。

社務所で頼めば火祭りのビデオを見ることができる。ユーモラスな天狗のおみくじもあった。100円と400円の二種類のおみくじの違いはどこから来ているのだろう?
  • 住所:左京区鞍馬本町1073
  • TEL:075-741-1670
  • 拝観時間:日中随時
  • 拝観料:鞍馬寺と共通


東光坊跡・義経供養塔(とうこうぼうあと・よしつねくようとう) *
義経の守り本尊を祀る
川上地蔵堂
*
東光坊跡に建つ義経供養塔
仁王門から本堂へと続く急坂は「九十九折の坂」として枕草子にも読まれている。
由岐神社を抜けてひたすら石段を上がるとほどなく「川上地蔵堂」なる比較的新しいお堂とお地蔵さんが。ここには牛若丸の守り本尊の地蔵尊が祀られており、剣術修行の傍ら手を合わせていたという。

さらに登ると、牛若丸が7歳から10年間暮らした東光坊跡がある。遮那王と呼ばれ、覚日阿闍梨の元で仏法修行に励むはずだった義経だが、夜な夜な東光坊を抜け出し、父の敵を討つべく奥の院で兵法修行に励んでいた。現在では義経供養塔が建っている。
  • 住所:鞍馬寺山内


鞍馬寺金堂(くらまでらこんどう) 鞍馬寺金堂
鞍馬寺金堂
瑞風庭
瑞風庭
与謝野晶子の書斎・冬柏亭
与謝野晶子の書斎・冬柏亭
ひたすら九十九折りの坂を登っていると、喉が渇いてきた。丁度いいタイミングで茶店「洗心亭」が現れた。ここではうどん・そばなどの軽 食や、ところ天、ひやしあめなどの喫茶が楽しめる。渇いた体をここで癒し、身も心も清々しくして本尊に参ってほしいという願いから建てられた茶店だそう だ。

近くに丈六の阿弥陀如来座像を祀った「転宝輪堂」がある。にょきっと顔を突き出した阿弥陀様にびっくり!前にある転宝輪を回しながら 「南無阿弥陀仏」と1回唱えると6万回唱えたのと同じだけのご利益があるとされる。

程なく「金堂」に辿り着いた。本尊・鞍馬山尊天は秘仏とされ、代わりに大杉権現の霊木で作った尊天が拝観できる。宝殿は薄暗く、信者の 髪の毛を納めた容器が並んでいて、ちょっと不気味な雰囲気。金堂の入り口には「9月15日義経祭」という看板が張ってある。義経の御霊を慰め業績を称える お祭りが今年も開催される。子供達の剣術披露もあるという。あなたも過去の牛若丸を偲び、未来の牛若丸を探しに、15日は「義経祭」、 見学に行ってみては?

金堂の横には「瑞風庭」と呼ばれるUFOのような盛り砂がある小さい庭がある。これは650万年前に人類救済のため、魔王尊が金星より 降臨したところを表したもの。

瑞風庭の脇を通ってまた険しい階段が続く。ここは奥の院魔王殿に続く道。ほどなく「鞍馬山霊宝殿」(入館200円)に辿り着く。鞍馬の 自然博物苑展示室、寺宝展示室、仏像奉安室があるので、興味のある人は見てみよう。横には、与謝野晶子の書斎「冬柏亭」が。先代管長が 晶子の弟子だった縁で東京から鞍馬山に移された。近くには鉄幹・晶子夫妻の歌碑もある。
  • 住所:鞍馬寺山内


息次ぎ水・背比べ石・木の根道(いきつぎみず・せくらべいし・きのねみち) 息次ぎ水
息次ぎ水は何と枯れていた(;;)
背比べ石
背比べ石は意外に小さい
木の根道
昼なお暗い  木の根道
少し上がると「牛若丸息次ぎの水」がある。牛若丸が東光坊から奥の院へ兵法の修行に通った時に喉の乾きを潤したと言われる清水だが、何 と、水が枯れている!!水不足の影響だろうか?牛若丸が見たらがっかりするだろう・・・。1日も早く再び清水が湧き出すことを祈りたい。

「屏風坂の地蔵堂」などを見ながら険しい坂を更に登る。もう、息も絶え絶え・・・。この坂を毎晩登って修行した牛若丸。体 力も付くはずだよな、なんて尊敬してしまう。

暫く登ると「遮那王堂」と「義経公背比べ石」が並んである。背比べ石は義経が16歳で鞍馬山から降り、奥州に向かう ときに背比べをしたと伝わる石だ。柵に囲まれたその石は意外に小さく、高さ1.2mくらい。16歳の義経がこの石と同じ身長だったとし たらかなりの小男だ。義経はすらりとした少年と想像していたので、ちょっと拍子抜け。でも、子供のような身長だったら身も軽いよなあ。 なんて、妙に納得してしまった。

ここから魔王殿まで登る道は、「木の根道」と呼ばれ、杉の根が地を這うように複雑に絡み合い、奇観を呈している。修行のため、木の根道 を駆け上がったのも牛若丸の身軽さあってこそ。更に登ると「僧正ヶ谷不動堂」。杉の大木がそびえ立ち、深山幽谷の気配が漂うこの辺りは、謡曲で牛若丸が鞍 馬天狗と出会い、兵法を伝授された所。堂内には伝教大師が刻んだと伝えられる不動明王像が安置されている。

向かいの小堂は「義経堂」。 魔王尊の脇侍として遮那王こと義経が祀られている。
  • 住所:鞍馬寺山内


奥の院 魔王殿(おくのいん まおうでん) 奥の院  魔王殿
奥の院魔王殿
ケーブルカー
こぢんまりしたケーブルカー
木の根道を更に上がると、やっと最終目的地である「奥の院魔王殿」に辿り着いた!

650万年前に金星より降臨した魔王尊を祀っている。 周辺に露出している石灰岩は2億6000年前に海底が隆起したものであるという。 想像を絶する太古の昔から守り続けられてきたものがここに祀られている。魔王殿はじめ諸堂の幕や提灯にも記されている鞍馬寺の寺紋は「羽団扇」。 義経に兵法を伝授したと言われる天狗のイメージだ。

魔王殿から貴船に抜ける道もあるが、ここで修行した義経に敬意を表しつつ、元来た道を引き返した。行きは果てしなく長く感じられた道 が、帰りは下りということもあってとても短く感じる。牛若丸も修行の後の足取りは軽かったのだろうか?

多宝塔駅から、帰りはケーブルカーを使うことにした。蓮華の形をした乗車券はわずか100円。こじんまりとしたケーブルカーに乗り込む こと2分、あっという間に仁王門へと戻ることができた。行きに苦労して坂を登ったのは何だったんだ?というほど、あっけなく帰ってしまった。義経もこんな に便利な乗り物があったら使用しただろうか?
  • 住所:鞍馬寺山内


くらま温泉峰麓湯(くらまおんせんほうろくゆ)
鞍馬駅に戻ってくらま温泉行きの無料送迎バスに乗り込み、約5分でくらま温泉峰麓湯へ。

温泉で旅の疲れを癒し、汗を流すことにした。入浴料は露天風呂コース\1100-,日帰りコース(館内大浴場、露天風呂、タオル、浴衣レンタル付き)\2500-、宿泊コース\15000~の3通り。すぐに帰るので露天風呂のみのコースに。別棟にある露天風呂は最近リニューアルされた檜風呂で、北山杉を見ながらゆっくり浸かれる。泉質は単純硫化水素泉。神経痛やリウマチ、腰痛に効果があるそうだ。緑に囲まれ、ゆったりと浸かっていると、旅の疲れもどこへやら・・・。

すっきりとした気分で再び送迎バスで鞍馬駅へ。
  • 住所:左京区鞍馬本町520
  • TEL:075-741-2131
  • 営業時間:10:00~21:00(日帰りコース)
  • 定休日:無休
露天風呂入り口
露天風呂入り口


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