京都新緑の庭特集

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新緑の庭園リスト 京都の名園
鞍馬寺奥の院 大覚寺大沢池 東本願寺渉成園 勧修寺 平等院鳳凰堂 法金剛院
浄瑠璃寺 積翠園(武田病院) 鹿苑寺 天龍寺 南禅寺南禅院 知恩院
慈照寺 醍醐寺三宝院 圓徳院庭園 桂離宮 表千家露地 二条城二の丸
仙洞御所 京都御所 裏千家露地 修学院離宮 西本願寺滴翠園 藪内家露地
智積院 西翁院露地 仁和寺 東福寺普門院 芳春院 官休庵露地
等持院書院 三千院聚碧園 寂光院 無鄰庵 対龍山荘 円山公園
平安神宮西神苑 野村碧雲荘 西芳寺 松尾大社    
※ 枯山水を除く池泉庭園を中心に掲載しています   


等持院書院
等持院は足利将軍家の菩提寺で暦応4年(1341)年足利尊氏が等時寺の別院として夢窓国師を開山に創建。尊氏の死後、その墓所となり、等持院として改めました。庭園は東西に分かれ、西の庭は芙蓉池と称し衣笠山を借景にした地泉回遊式であり北側に義政公好みの茶室清漣亭があります。霊光殿に歴代将軍の木像を安置しています。
  • 等持院書院作庭期:江戸中期
  • 作庭家:夢窓疎石
  • アクセス:バス26「等持院道」
  • 問い合わせ:075-461-5786
  • 散策ご案内


三千院聚碧園
宸殿前に広がる苔の密生した樹林の庭を有清園といい、藤原時代を代表する往生極楽院(重文)が建ちます。三千院の聚碧園は量感豊かな皐月の刈込が美しい。有清園には本尊を納める単層入母屋造り、柿葺きの往生極楽院が建ちます。庭一面の苔も見事。一年中四季折々の花が楽しめます。
  • 三千院作庭期:江戸末期
  • 作庭家:未詳
  • アクセス:京都バス17・18「大原」
  • 問い合わせ:075-744-2531
  • 見学の留意点:団体30人以上の説明希望の場合は電話かファックス(075-744-2480)にて要予約
  • 三千院ホームページ
  • 散策ご案内


寂光院
境内は、平家物語‘大原御幸’の巻に描写されています。境内には汀の池など『平家物語』ゆかりの名がつけられた遺跡があり、趣深い。汀の池は本堂前西側にある庭園で、心字池、千年の姫小松、苔むした石、汀の桜などがあります。 本堂前北側の庭園は回遊式四方正面の庭で、林泉・木立・清浄の池として表現され、幽翠な趣の名園です。雪見灯籠は太閤豊臣秀吉家寄進の南蛮鉄で作られた鉄燈籠で、伏見桃山城から移設されました。


無鄰庵
山縣有朋の別荘跡です。明治に日露戦争の開戦を決定した「無鄰庵会議」が開かれたところでもあります。無鄰庵の庭園は、東山を借景とし、疏水から引き入れた水の流れがゆったりとした曲線を描いています。傾斜地を巧みに利用した、なだらかな流れの庭で、植治の技量の高さを表す庭園として名高く、東端には醍醐寺三宝院の滝を模した三段の滝。池、芝生を配した池泉廻遊式庭園。明るく開放的な明治時代の特徴をよく表わした名園として国の名勝に指定されています。


対龍山荘
南禅寺界隈にある市田対龍山荘。山荘内の茶室露路裏にあるウルシ科のハゼノキは、一帯は苔庭の台地で、北側に小川の流れがあり、流れに沿う吹寄せの低い生垣が根系の北面をしきっています。株元には飛び石がならびます。明治の庭師、小川治兵衛氏の設計施工にかかるもので、当時の植栽になるものです。作風は自然主義的なもので、水量の豊富なこの界隈の特色を生かした流れのある庭園で、借景を取り入れながら作庭されており、治兵衛翁の卓越した技量の高さを知ることが出来ます。
  • 智積院作庭期:明治
  • 作庭家:小川治兵衛
  • アクセス:市バス5「南禅寺」、「永観堂」、地下鉄東西線「蹴上駅」
  • 見学の留意点:非公開
  • 散策ご案内


円山公園
1886年(明治19)開設の市最古の公園。八坂神社の東、東山を背に86600㎡あり、自然の丘陵を利用して池泉回遊式庭園を模して造られた公園を中心に、料亭や茶店が散在、四季を問わず風情があります。京都随一の桜の名所で、花見時の「祇園の夜桜」は圧巻。野外音楽堂、あずまや、藤棚、便所、池泉、噴水。
  • 円山公園作庭期:明治
  • 作庭家:小川治兵衛
  • アクセス:市バス206「祇園」停留所
  • 問い合わせ:075-561-0533(円山公園管理事務所)
  • 散策ご案内


平安神宮西神苑
平安神宮の神苑は、南・西・中・東と4つの神苑から成り、それぞれ異なる趣を持ちます。紅枝垂桜、花菖蒲など折々の花も見事。西神苑は周囲を蒼林にかこまれ一角には滔々と水の流れ込む滝があります。心落ち着く閑静な庭をなし、訪れる人を安らかな心地にしてくれます。池の辺には「花菖蒲」が群生し、初夏から秋口にかけては池の水面に「睡蓮」と「河骨」が彩りを添えます。 花菖蒲については日本古来の品種ばかり200種・2000株が咲き競います。見頃を迎える6月上旬から下旬には、白虎池上に「八ツ橋」が架かり一層の風情が増します。


野村碧雲荘
「碧雲荘」は、大和銀行創設者、野村徳七翁が精魂込めて造った別邸で、完成するまで13年間を要しました。3000坪の広大な地に、大池をうがち、1500箇を越える大小の庭石を用い、平安朝庭園風の周遊式・回遊式・鑑賞式を兼ねた壮大な庭園で、数寄屋建築としても優れたものとして近代庭園の代表作とされています。現在もゲストハウスとして利用されています。多彩な趣味人としてしられた野村は徳庵と号し、茶室は薮内流免許皆伝、和歌、書画の他、能(観世流)は趣味の域を越え「畏風堂々、あたりを払う」芸に仕上げたと言われています。
  • 作庭期:大正
  • 作庭家:小川治兵衛
  • アクセス:市バス5「南禅寺」、「永観堂」、地下鉄東西線「蹴上駅」
  • 見学の留意点:非公開
  • 散策ご案内


西芳寺
西芳寺(苔寺)の庭園は、史跡・特別名勝で、上段が枯山水で、下段は大和絵のような池泉回遊式で黄金池は「心」の字を描いており、豪快な三段構成の枯滝石組。すべてが百余種を越える緑苔で覆われた幻想的な静寂の世界です。庭園内の茶室・湘南亭は、重要文化財に指定されています。
  • 西芳寺作庭期:南北朝
  • 作庭家:夢窓疎石
  • アクセス:地下鉄烏丸線「四条烏丸駅」より市バス29「苔寺道」
  • 問い合わせ:075-391-3631
  • 見学の留意点:庭園だけの拝観は行っておらず、「参拝」とは本堂で行われる宗教行事(写経等)を中心としたものします。要予約で、往復ハガキに希望日、人員、代表者名住所を明記。2ヶ月前から受付1週間前迄に必着のこと。


松尾大社松風苑三庭
昭和の名庭「松風苑三庭」のうちの磐座、曲水の庭は昭和を代表する作庭家、庭園史研究家である重森三玲の絶作です。息子の重森完途が引き継いで曲水の庭と蓬莱の庭を、1997年に孫の重森千青が瑞翔殿庭園を作庭し、三代に渡る庭園が完成しました。磐座、池泉、枯山水という3つの庭園様式が表現されています。