「鷹匠」「樽負」「犬飼」の御神体が並んで飾られます。 この「鷹匠」と「犬飼」は、源頼朝、もしくは在原行平と言われ、真ん中の「樽負」は粽を食べているという、ユニークなもの。 『細川家絵巻』によれば、屋根が無く、かなり大きな曳山だったようです。 「太郎山」「樽負山」とも呼ばれ、樽の中の御神酒には疫病退散の力が宿っているのかもしれません。
寄付された見送「染彩猛禽之図」は皆川月華の作。 お囃子を伴う大型の曳山だったが元治の大火(1864)でほとんどのものを焼失。