京都御所と仙洞御所、大宮御所を包含する東西700メートル、南北1300メートルの広大な緑地で、有名な蛤御門など四方から自由に出入りでき、芝生や梅林などがある格好の散策地です。
大イチョウやモミジの巨木が多く、紅葉も見ごたえがあります。
真宗大谷派の本山で正式名称は「真宗本廟」。御影堂には宗祖・親鸞聖人の御真影を、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来が安置されています。
京都では「お西」と呼ばれている西本願寺の樹齢500年の巨大な逆さ銀杏(ある高僧が逆様に植えなおしたとか)」は高さ15m、枝回り30m!!銀杏には保水力があり、暑さや日照りに強いと言います。
江戸時代にこのお寺の周辺が火事になり、この銀杏の木が水を吹いて燃え広がるのを防いだという話があるそうです。それで「水吹き銀杏」とも呼ぶとか。
銀杏と言えば真っ直ぐに生えているイメージがありますが、ここのは四方に伸びる、珍しい銀杏です。
徳川家康が造営、三代家光が伏見城の遺構を移すなどして増築を行い1626年(寛永3)に現在の規模になりました。東西約500メートル、南北約400メートルに塁を築き濠をめぐらせています。
日蓮宗京都十六本山の一つで、妙顕寺・立本寺と共に三具足山とも呼ばれました。豊臣秀吉によって現在の地に移転され、斎藤道三、織田信長、伊達政宗ゆかり の寺でもあります。本堂・祖師堂・華芳塔堂・華芳宝塔・大門は京都府指定の有形文化財、日蓮筆の盂蘭盆御書は重要文化財に指定されています。法姿園は、紅 葉だけでなく春は桜、夏は青葉が美しい。
初春の梅苑で人気の国指定の史跡「御土居」には、紙屋川が流れる中を約250本の紅葉があり、付近には樹齢400年以上の「三叉(みつまた)の紅葉」等、巨木の紅葉があります。
「もみじ苑」は11月下旬~12月上旬が見頃だと言われています。