睡蓮
睡蓮は葉も花も水面に浮かんでいます。早朝に咲き、昼から夕方には花を閉じます。
平安神宮の広大な池泉回遊式庭園は、南・西・中・東の4つの庭園から成り、その広さは、30,000㎡で明治時代の代表的庭園として国の名勝にも指定されています。西神苑の白虎池には、5月中旬から7月までの長期間、黄色や紅の睡蓮の花が楽しめます。
- 見頃:5月中旬~9月上旬
- 住所:左京区岡崎天王町
- アクセス:市バス5・32・46・100「京都会館美術館前」
- 拝観時間:8:30~17:30
- 拝観料:境内無料、神苑600円
- URL:平安神宮公式サイト
寺院の平安情緒漂う氷室池は、夏の間が最も華やかです。池の岸部の紫の杜若が咲きそろう頃、水面を覆う睡蓮の葉から白や紅の花が次々と花を開き、7月中旬ごろには、花くきをすっと伸ばした蓮の花が見ごろを迎えます。池越しに建つ観音堂がさらに風雅な趣を添えてくれます。
- 見頃:5月上旬~6月下旬
- 住所:山科区勧修寺仁王堂町
- アクセス:地下鉄東西線・小野駅
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:400円
梅の名所として名高い神社ですが、約3000坪の神苑では水面に浮かぶ睡蓮の花が美しく咲いています。
- 見頃:5月上旬~6月下旬
- 住所:右京区梅津フケノ川町30
- アクセス:市バス「梅宮大社前」
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:550円
- 梅宮大社公式サイト
紫陽花
あじさいは土壌の状態によって花の色が様々に変化します。酸性の土では青系、アルカリ性の土では赤系の色になるそうです。最近はいろいろな色のあじさいがみられるようになりました。
奥の院近くのあじさい苑では3000株以上のあじさいが咲きます。小紫陽花にはじまり、珍種の星紫陽花や山紫陽花・額紫陽花・蔓紫陽花などが 所狭しと咲き誇ります。
「あじさい祭」の初日には、11時より金色不動堂で降魔折伏の大般若転読会法要、13時30分より金色不動堂前広場において炎と煙 による息災祈願の採灯大護摩供法要が行われます。
- 見頃:6月中旬~7月上旬
- 住所:左京区大原来迎院町540
- アクセス:京都バス17.18「大原」下車徒歩約10分
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:700円
- URL:三千院公式サイト
5月5日の駈馬神事で有名な藤森神社は、紫陽花の名所でもあります。境内の約1/4を占める紫陽花園は紫、青、ピンク等色とりどりの紫陽花が咲き乱れ、幻想的な雰囲気を醸し出します。約20年前に、境内に35種類程のアジサイを植えて「紫陽花苑」が作られ、今や約3500株にもなったそうです。第一紫陽花苑は通れないほど一杯に咲き誇っています。ここには40種類の紫陽花が植えられているそうです。
- 見頃:6月上旬~7月上旬
- 住所:伏見区深草鳥居崎町609
- アクセス:JR奈良線「藤森」駅、京阪電車「墨染」駅
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:300円(紫陽花苑)
- URL:藤森神社公式サイト
赤い山門の右側の谷一体が紫陽花庭園です。西洋あじさい、がくあじさいなど約50種1万株の紫陽花があたり一面に咲き誇っています。
五千坪の大庭園の中には、枯山水や池泉もあり、風情を楽しむことができます。これからの時期、本堂前ではハスが見頃となりますので合わせて観賞できる絶好の季節です。
- 見頃:6月中旬から7月上旬
- 住所:宇治市莵道滋賀谷21
- アクセス:京阪宇治線「三室戸」駅
- 拝観時間:8:30~16:30
- 拝観料:800円
- URL:三室戸寺公式サイト
東神苑から北神苑にかけて60種類500本が植られ従来からの玉あじさいの他、柏葉あじさい等の洋種、額あじさい、山あじさい等がさきます。5月下旬から山あじさいが咲きはじめ、6月中旬が見頃だが、遅咲きもあり7月上旬まで楽しめます。
- 見頃:6月上旬~7月上旬
- 住所:右京区梅津フケノ川町
- アクセス:市バス28「梅ノ宮神社前」
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:550円
- URL:梅宮大社公式サイト
「蓮の寺」で有名な法金剛院。「池泉廻遊式浄土庭園」池の周りの遊歩道は紫陽花や花菖蒲も咲きます。
- 見頃:6月中旬から7月上旬
- 住所:右京区花園扇野町49
- アクセス:JR「花園」・市バス「花園扇野町」
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:500円
- URL:法金剛院公式サイト
社殿の背後の松尾山を含む約12万坪の境内にはあじさい苑があります。 約30品種1000株のあじさいは斜面に咲き、自然な感じか味わえます。少し遅めに見ごろを迎えます。
- 見頃:6月下旬~7月中旬
- 住所:西京区嵐山宮町3
- アクセス:市バス28・「松尾大社前」阪急嵐山線「松尾」
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:500円
- URL:松尾大社公式サイト
京都市街を見下ろす山の傾斜地に約3万坪の境内が広がる。6月中旬からあじさい苑の花々が山の斜面を赤や青に染めつくします。
- 見頃:6月中旬~7月上旬
- 住所:西京区大原野小塩町
- アクセス:阪急バス66(JR向日町発)「善峯寺」
- 拝観時間:8:00~17:00
- 拝観料:500円
- URL:善峯寺公式サイト
東山七条にある智積院の紫陽花はちょっと小ぶりですが、金堂の裏手にたくさん植えられています。
- 見頃:6月中旬~7月上旬
- 住所:東山区東大路通り七条下る東瓦町964
- アクセス:市バス「東山七条」京阪七条駅
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:500円(庭園)
- URL:智積院公式サイト
真如堂は、宝蔵裏や鐘楼の周りに800本ほどの紫陽花が植えられています。額紫陽花から咲き始めいろんな色の紫陽花が楽しめます。
- 見頃:6月中旬~7月上旬
- 住所:左京区浄土寺真如町82
- アクセス:市バス「錦林車庫前」または「真如堂前」
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:500円
- URL:真如堂公式サイト
蓮
蓮の花は、泥の中に根を張って栄養を吸収し、茎を水面へと伸ばしてつぼみをふくらませ、 日の光をいっぱいに浴びて、やがてきれいな花を咲かせます。 朝早く開き午後3時頃には閉じます。花の開閉は3回繰り返し、4日目には花びらが散るそうです。
本堂前の蓮園には、250鉢の色とりどりの蓮が咲きます。 珍種の蓮『大洒錦』、有名な大賀ハス、古代バス、青円寺ハス、陽山紅、 ミセススローカムなど100種が6月下旬より8月上旬にかけて咲き、「蓮の寺」とも言われます。
- 見頃:7月上旬~8月上旬
- 住所:宇治市莵道滋賀谷21
- アクセス:京阪宇治線「三室戸」駅
- 拝観時間:8:30~16:30
- 拝観料:800円
- URL:三室戸寺公式サイト
池泉回遊式浄土庭園は待賢門院が極楽浄土を再現しようと設けた庭で、清らかな蓮が顔を出す夏の苑池はまさに極楽を思わせる。本堂前には住職が丹精込めて育てた舞姫蓮・天竺蓮・白万葉蓮などの鉢植えがならんでいます。
- 見頃:7月中旬から8月上旬
- 住所:右京区花園扇野町49
- アクセス:JR「花園」・市バス「花園扇野町」
- 拝観時間:9:00~16:00 観蓮会の期間は7:00~
- 拝観料:500円
- URL:法金剛院公式サイト
足利尊氏創建の天龍寺。勅使門前の放生池は捕えた生き物を放す池を埋め尽くす蓮の葉と無垢な花は7月初旬ごろから咲き始めます。
- 見頃:7月上旬から8月上旬
- 住所:右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
- アクセス:京福電鉄嵐山線「嵐山」駅
- 拝観時間:8:30~17:30
- 拝観料:500円
- URL:天龍寺公式サイト
京都の風景には欠かせない東寺の五重塔。寺の東門近くの堀が蓮の葉と花に覆われて、蓮越しの五重塔の眺めは夏だけしか見られません。
- 見頃:7月上旬から8月上旬
- 住所:南区九条町1
- アクセス:近鉄「東寺」
- 拝観時間:8:00~17:00
- 拝観料:無料
- URL:東寺公式サイト
いけばな嵯峨御流の総司所でもある。周囲1キロの庭池「大沢池」では「観月の夕べ」が有名です。その大沢池に蓮が咲き乱れます。
- 見頃:7月中旬から8月下旬
- 住所:右京区嵯峨大沢町4
- アクセス:市バス28・京都バス71・74・81
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:500円
- URL:旧嵯峨御所大本山 大覚寺公式サイト
寺院の平安情緒漂う氷室池は、夏の間が最も華やかです。池の岸部の紫の杜若が咲きそろう頃、水面を覆う睡蓮の葉から白や紅の花が次々と花を開き、7月中旬ごろには、今度は花くきをすっと伸ばした蓮の花が見ごろを迎えます。
- 見頃:7月中旬~8月下旬
- 住所:山科区勧修寺仁王堂町
- アクセス:地下鉄東西線・小野駅
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:400円
斎堂の前にある魚の形をした鳴り物、「開パン」が有名な萬福寺。約150鉢、60種の蓮がかわるがわる見ごろを迎えます。色は紅色、白色、混色などなど大きさも種類によって様々です。蓮は参道の他、放生池、中和園の池で見られます。また、天王殿前の池には睡蓮も白い小さな花をつけます。
- 見頃:7月中旬から8月下旬
- 住所:宇治市五ヶ庄三番割34
- アクセス:JR奈良線「黄檗」・京阪宇治線「黄檗」徒歩5分
- 拝観時間:9:00~17:00
- 拝観料:500円
- URL:萬福寺公式サイト