平等院

平等院について

鳳凰を屋上に戴く鳳凰堂(国宝)には仏師・定朝作の阿弥陀如来像が安置され、51体の雲中供養菩薩像が長押の上で雲に乗って音楽を奏しています。
周囲の壁及び扉には九品来迎図、阿弥陀仏の背後の壁には極楽浄土図が描かれています。 壁扉画、日本三名鐘の一つといわれる梵鐘とともに国宝です。
浄土院は平等院の塔頭で、文化財である阿弥陀如来立像、帝釈天立像、養林庵書院障壁画等を管理しています。養林庵書院は桃山城の遺構と伝えられ、その障壁画は床の間の図は雪景山水図、襖は垣に梅図、天袋は花卉図が描かれています。作者はその作風から狩野山雪とみられています。
浄土空間を現出させたという庭園は、史跡及び名勝に指定されており、平成13年には博物館として鳳翔館が開館しました。

  • 住所:宇治市宇治蓮華116
  • 交通案内:JR奈良線「宇治駅」徒歩10分・京阪電車「宇治駅」徒歩10分
  • 拝観時間:8:30~17:30(受付:15分前まで)
  • 料金:600円
  • 平等院ホームページ

行事

  • 3月2日 関白頼通忌
  • 5月26日 政頼忌
  • 12月31日 除夜会
藤の平等院