鞍馬を行く

鞍馬を歩く、鞍馬は自然の宝庫
鞍馬寺
鞍馬階段
鞍馬寺
鞍馬灯篭
鞍馬、叡山電鉄付近の詳細地図はこちら!

まず、駅からすぐの鞍馬寺に到着。仁王門から境内へ入ります。「もう少し後なら、参道の紅葉がきれいだったのにな」とちょっと残念に思いながら200円を納め、鞍馬山のパンフレットをもらいます。

今日の目的地、奥の院はここから約2キロ!うーん、遠い。しかもずっと上り坂の山道です。私はここで坂を見上げ、「よしっ!」と気合いを入れ直します。

山道はでこぼこで足場も悪く、思ったよりも歩きにくいのに加えて、日頃の運動不足がたたり、ハァハァと息があがってきます。

しばらく行くと由岐神社に到着。10月22日、恒例の鞍馬の火祭りが行われる場所です。この神社は、矢を入れて背に負うゆぎ靫を祀り、世の平穏を祈っているといわれています。もうすぐ行われる火祭で夜の鞍馬山を照らす炎は、さぞかし壮大で幻想的なことでしょう。

由岐神社を後にし、川上地蔵尊や義経供養塔を見ながら先へ進みます。
鞍馬 由岐神社
鞍馬 由岐神社
鞍馬 川上不動尊
鞍馬 川上地蔵尊

鞍馬 茶店・洗心亭
鞍馬 茶店・洗心亭
由岐神社を過ぎると、九十九折りの曲がりくねった道が続きます。気を付けていないとずるっ、と滑りそうなところがたくさんあって結構危険。

しかし、、、いつまでたっても上り坂。もうそろそろ休憩したいなあと思っているところに茶店・洗心亭が!喜んで中に入り、くろとう黒糖というお菓子を注文します。これは溶かした黒砂糖を寒天で固めた昔懐かしい味の和菓子。冷たくひやしたお抹茶と一緒にいただきます。シンプルな味がとてもおいしく、ここでゆっくりと休憩します。 鞍馬 茶店・洗心亭
茶店・洗心亭

鞍馬 金堂の張り紙
鞍馬 金堂の張り紙
少し行くと金堂に到着。中に入って参拝していると、ぴんと空気が張りつめているような感じです。参拝を終えて外に出、ふと見ると金堂付近の休憩所にこんな張り紙が、、、。山って結構怖いんです。

またもや道端にこんな看板を見つけました。でも、もう遅いです。 鞍馬の看板
鞍馬の看板

冬柏亭
冬柏亭
さらに進んでいくと、いちだんと空気が冷たくなり、何か不思議な雰囲気が漂っている場所にでます。

道移築された与謝野晶子の書斎「冬柏亭」のあたりを通り過ぎると、木の根っこがで地表に飛び出している、木の根道が続いています。こんな光景を見たのは初めてだった私は、自然の偉大さにとても感動してしまいました。

ここでは、歩いていると行き交う人たちが「こんにちは」と声をかけてくれます。何だか温かい気持ちになり、少し足取りも軽くなる気がします。
木の根
木の根

奥の院
奥の院
アップダウンを繰り返す木の根道を歩いていくと、とうとう目的地である奥の院が見えてきました。木々に囲まれた辺り一帯は、昼間でも薄暗く夕方のよう。空気もひんやりとしています。

その場に佇んでいると、背筋がぞくっとするような何とも言えない感覚におそわれる、とても神秘的な感じがする場所です。私は静かにお参りを済ませます。

さて、今度は通ってきた道を引き返します。やはり帰りも「こんにちわ」の挨拶が気持ち良く、帰りは自分からも声をかけてみます。目的地に行ってきたからか、晴れやかな気分です。帰りはさっきと違う道を通ろうと、ケーブルカーにのって下まで降りてみることに。

乗り場で座っていると、おじいさんが声をかけてきました。「あんたどこから来たんや?わしは大阪からや」私「市内ですが」などと、なんてことのない会話を交わしているだけでも、なんだか遠くに旅行に来た気分になってしまいました。
ケーブル

鞍馬温泉
鞍馬温泉
鞍馬に来たら、やっぱり温泉に入らなくては! と思い、くらま温泉まで歩いていきます。道沿いの家々で火祭りの準備でしょう、松明が玄関先に置いてあります。玄関先で、まだ製作中のお家もあり、鞍馬一帯が祭り一色に染まっているような感じです。

あらら、歩いているうちにぽつぽつと小雨が降りだしました。

「天気予報の嘘つき~!!」と叫びたくなりながら、小走りでくらま温泉を目指します。小雨は降っていたけれど、せっかくここまで来たんだから、露天風呂に入らなくては気が済みません。久しぶりの温泉はとてもゆっくりできて、気分も爽快!山歩きの疲れも吹っ飛んでしまいます。鞍馬温泉は北山杉に覆われた山々を見ながら開放的な気分で楽しめる、私のお勧めスポットです。