ツツジ
親しみ深い花で、数多くの寺社で目にすることができ、丸く刈り込まれている形は愛嬌があります。
見渡せば、谷一面のツツジが飛び込んできます。山上からは、新緑に埋もれる三重塔、遠くには町並みも見渡せ、眼下に広がるツツジに心は満たされます。
ゴールデンウイーク後半には満開になり、一帯は眩いばかりに光り輝きます。ツツジの後は、紫陽花に蓮と出番になります。
妙満寺の山門周辺と境内には3,000本以上のツツジが咲きます。がこれからの季節は、サツキに花しょうぶやスイレンも顔を見せ、訪れる人を楽しませてくれます。
参道両脇の樹高約2.5メートル、約100株のキリシマツツジが見頃になると真紅の花の壁を作ります。樹齢130年前後と推定される約100株キリシマツツジは長岡京市の天然記念物に指定されています。キリシマツツジの満開の時期には春の観光祭りが催されます。
広隆寺は、山城最古の寺院です。国宝指定第1号の宝冠弥勒菩薩半跏思惟像が祀られていて、右手を頬にあて微笑する姿は、神秘的な美しさを持っています。つつじは丸くきれいな姿で花をつけています。
梅の名所として名高い神社ですが、約3000坪の神苑では霧島つつじと平戸つつじ・久留米つつじが植えられていて、藤の花も見られます。
藤
木枠から降り注ぐ花房が新緑とともに輝く姿は、花言葉の如く、あなたを夢中にし至福の時を与えてくれます。
藤の花は藤原氏の象徴で、観音堂の近くに樹齢250年以上、花房は約1メートルとされるノダフジが見事です。公式サイトではフジの花の開花状況が紹介されます。
「平安の庭」「桃山の庭」といった趣の異なる五つの庭から成る神苑「楽水苑」が社殿を囲んでいます。その中の「室町の庭」に樹齢約150年のフジがツツジと競演しています。花の咲き具合は公式サイトで確認する事ができます。
全長120メートルに及ぶ藤棚と下水処理を利用したせせらぎ広場が公開されます。
退蔵院は妙心寺の中でも600年以上も前に建立された屈指の古刹で、枯山水庭園・昭和の名庭「余香苑」などを有し、四季を通して多くの樹木や花々に彩られる。
石庭として有名な方丈庭園は虎の児渡しの庭とも呼ばれます。山門を入ると鏡容池が広がり、広い境内には四季折々楽しめる花や木がある。
梅の名所として名高い神社ですが、約3000坪の神苑では藤の花も見られます。長く垂れ下がる花が見事です。
四季折々の花が楽しめる詩仙堂には白い藤が咲きます。新緑のみずみずしい緑の葉に白い花が爽やかです。