朱塗りの中門(重要文化財)の向こうに、御所の紫宸殿を移築した金堂(国宝)の他、五重塔(重要文化財)や観音堂(重要文化財)等が見えてきます。 御影堂(重文)も旧清涼殿の材を用いて建立されました。 霊宝館には、阿弥陀三尊像(国宝)、孔雀明王像(国宝)、弘法大師の真筆三十帖冊子(国宝)等多くの寺宝が陳列されています。 本坊(旧御室御所御殿)の御所風佇まいと豪華な障壁画が見事です。門跡寺院として格式が高く、また、「徒然草」「方丈記」等古典にも数多く登場します。 境内(史跡)の背丈の低い桜は遅咲きの「御室桜」(名勝)として有名です。