御神体(人形)は一来法師が浄妙の頭上を飛び越える一瞬をとらえ、木片の楔で一来法師の人形を支えている。黒漆塗の橋桁にも数本の矢がささり戦さのすごさを示している。かつては「悪しゅう候山」とも呼ばれていた。
装飾
水引は波涛文の彫刻、胴掛には、ビロード織の琴棋書画を用いていたが、昭和60年から、新しく、長谷川等伯筆の柳橋水車図綴錦にかえている。
見送はこの町に住んでいた本山善右衛門が苦心して織った雲龍文の「かがり織」である。そのほか、浄妙坊が着用している黒韋縅肩白胴丸は室町時代の作で重要文化財に指定されている。
- 住所:中京区六角通烏丸西入骨屋町
- ご利益:勝守
- 山の重さ:0.78トン(巡行時。人、懸想品含む)