秋の七草の一つ藤袴。
近年は減少しており、京都府では絶滅寸前種に指定されています。
大原野や保津峡などでも原種の藤袴が発見され、大切に育てられ数を増やしてきました。
毎年、各地で藤袴祭が開催されます。
藤袴には海を渡る蝶と言われるアサギマダラが飛来するので、カメラマンには人気のイベントになっています。
寺町通の「藤袴祭」のメイン会場の革堂行願寺では、9月になると鉢植えの藤袴が並べられます。
行願寺は長寿・福徳を授かる「寿老人」が祀られています。
藤袴祭は10月9日(金)~12(月)でしたが、こちらの藤袴祭は、行願寺、下御霊神社、廬山寺、梨木神社などいくつもの場所で開催されます。
祭期間は終わっていましたが、たくさんの鉢植えが並ぶ行願寺です。
アサギマダラは午前中に飛来することが多いです。
いつどこで見られるかは運次第ということですね。